皆さんは通勤・通学は徒歩でしょうか、それとも電車でしょうか。
私は自動車通勤です。
勿体ないのが通勤時間。なにしろ運転中なので視界も両手もふさがっており、できることと言えば一人カラオケくらいです。
そこで利用し始めたのがAudible!
Amazonを介してサービス提供されている本の朗読サービスです。
このAudibleなら運転中でも本が読める(聴ける)ってワケ!
最近仕事から帰っても子供と遊んで風呂入って寝るだけなので読書の時間が取れないんですよね…。でもAudibleなら運転中などのスキマ時間を細かく読書に充てられるのではかどるはかどる。もし江戸時代にAudibleがあったら間違いなく二宮金次郎像はBluetoothイヤホンをしていたでしょう。
と言う訳で今回はそんなAudibleの魅力を紹介してみたいと思います!
ここが凄いよAudible!
無料期間が長い
Audibleは新規契約時は最初の1ヶ月が無料です。
まあ、よくある特典なので普通と言えば普通ですが、1か月もあったらかなりの数のコンテンツが聴けます。
聴くだけ聴いてすぐ解約してもノープロブレム。かなりの太っ腹ですね。
プライムデーなどのAmazonのイベントに合わせて割引セールや1冊無料キャンペーンなども頻繁に行われるので、さらにお得に契約できるチャンスも豊富!
倍速再生!
朗読スピードを調節できるのもグッドです。
Audibleではどのナレーターも「ゆっくり分かりやすく」読み上げてくれます。これは朗読の原則に則ったすこぶるフレンドリーな仕様ですが、慣れてくるとゆっくりした喋り方がまだるっこしく思えてくるのも事実。
でもAudibleなら倍速再生で対応可能!
最大3倍速まで上げられますが、さすがにそこまで行くと早口過ぎて何言っているか分からなくなります(;^ω^)
なので朗読者にもよるけど1.5~2.0倍再生が聴きやすくなっておすすめ。早く聴き終わればその分多くの本を聴けるので一石二鳥です!
ダウンロード再生可能
wifi環境下であらかじめコンテンツをダウンロードしておけば、再生時は通信量ゼロ。
データ量を節約できて地味にうれしい!
運転中も安心ってもんです。
ここが難だよAudible!
朗読者の当たりはずれが大きい
プロのアナウンサーや声優が読み上げてくれるので朗読のクオリティは基本的に高いのですが、やはり声には好き嫌いがあるもの。好みに合わないボイスだと聴くのがしんどいです。
本の内容にもよるけどセリフの部分が変な芝居口調になっている本も多く、げんなりする場面も多々。女性登場人物のセリフがおカマ口調にしか聞こえない残念な朗読者も。
試聴は一部を除いて基本的にないため、買うまで当たりハズレが分からないのは難点ですね。まあ本って元々そういうものですが。
でも「聴いてみたら何か違った」ときも安心。Audibleは簡単に返品申請ができるので、1コイン(1冊分の権利)をすぐ取り戻せます。
以前に半分以上ガマンして聞いたけど、どうしてもなじめずに返品申請したことがありました。
マイケル・サンデル著の『これから正義の話をしよう』だったんですが…朗読の後藤敦さんの口調がいかんともしがたいほどおじいちゃん口調で。
「せっかく買ったし、せめて最後まで聴こう」という貧乏根性で耐えてたんですけど、ある日突然モウイイヤ気分になりまして。
さすがに半分以上聴き進めた後だから無理かも…と思いつつ返品申請してみたんです。そしたら次の日すぐコインが帰ってきて。え、親切過ぎない!?とむしろ引き気味でしたとさ。
とにかく聴いてみて声が好みじゃなくても、バックアッププランはあるよというお話でした。
イチ押しはこれ!
Audibleでおススメしたい本はたくさんありますが、あえて1冊(1シリーズ)挙げるならば池上彰氏のこちらの本です。
世界情勢が物凄く丁寧に解説してくれる定番中の定番本。
超分かりやすい。深い知識に裏付けられた池上彰氏の文章力には脱帽です。特に中東問題の解説は繰り返し聴きたいくらい。
テレビ出演時もそうだけど、政権批判などは敢然と行う一方で「この思想が素晴らしい」とか「この政党の言っていることが正しい」などの発言は控えて公正さを保つ姿勢がとても紳士的。
池上氏の言う事が一言一句絶対に真理だ!とまでは思わないけれど、池上氏の人柄が信頼に足ることだけは分かります。
2021年1月現在の時点では最新作の第11巻までが配信中。ぜひ。
⇧という訳でAudibleがはかどるぞ、という話でした。
なにしろ最初の1か月は無料なので、とりあえず感覚で試してみてはいかがでしょう!