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当ブログではプライムビデオの配信作からジャンル別におすすめ映画を紹介中です。
すでにAmazonプライム会員の方はもちろん、これからAmazonプライムの利用を考えている方も「こんな作品が観られるんだ~」という具合で参考にして頂ければ幸いです。
今回のテーマはコメディ。
「クスッとしたい!」
「爆笑したい!」
「愉快な気持ちにさせてほしい!」
そんな気分に答えてくれる傑作たちを紹介します。
ザ・スイッチ
2021年 アメリカ
監督:クリストファー・ランドン
出演:ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン
女子高生が殺人鬼に襲われ、呪いの短剣で刺されてしまう。
からくも一命はとりとめた女子高生だったが、翌朝目が覚めると殺人鬼と体が入れ替わっていた!
彼女は自分の姿になった殺人鬼を追い詰め、元の体に戻ることが出来るのか!?
「もしかして」「私たち」
「入れ替わってるーー!?」
の殺人鬼バージョン。
中身女子高生の怪力殺人鬼を演じるヴィンス・ヴォーンがメチャクチャ面白く、出てくるたびに腹抱えて笑ってしまいました。
アホみたいな話なのに女子の成長物語としてしっかりまとまるストーリーもグッドです。
名探偵ピカチュウ
2019年 アメリカ
監督:ロブ・レターマン
出演:ジャスティン・スミス、ライアン・レイノルズ
消えた父親を捜すため、少年はピカチュウとともに巨大な陰謀に立ち向かう!
ハリウッドがポケモンの実写映像化にガチで取り組んだ一作です。
タイトルのピカチュウのみならず、あれやこれやのポケモンが大量出演!ポケモン好きなら絶対楽しめるお祭り映画に仕上がっています。
個人的にはゼニガメの消防士がみずでっぽうで火を消しているシーンがツボ。かわいすぎ。
テッドにしろピーターラビットにしろロケットラクーンにしろ「一見可愛らしいキャラがおっさん声で喋る」というネタは若干食傷気味ですが、モフモフのピカチュウの愛くるしさは一見の価値ありです!
ラストのサプライズも見事にキまってます。
続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
2020年 アメリカ
監督:ジェイソン・ウォリナー
出演:サシャ・バロン・コーエン、マリア・バカローヴァ
カザフスタン人のリポーター「ボラット」という架空のキャラクターを作り出し、アメリカの暗部…そして生々しい実態を描きだした伝説のコメディ映画『ボラット』。
その16年ぶりの続編です。
いわゆる「ドッキリ」に相当するウソっこドキュメンタリーなのですが、その手法の過激さはハンパじゃありません。前作同様、訴訟上等のドギツいパフォーマンスが怒涛のように炸裂します。
絶対日本じゃできねぇ…というか世界でもコレができるのはサシャ・バロン・コーエンだけでしょう(許されるとは言っていない)。
とにかく物議をかもすシーンが目白押し。
中でもジュリアーニ弁護士がハニートラップにまんまと引っかかってガチでセクハラし始めるシーンは、あらゆる意味で笑い事じゃ済まない。一周回って最高に笑えます。これぞコメディ映画。
「この程度の知能の連中がトップに立った結果、30万人が亡くなりました」という一番ジョークであって欲しい話が最も重大な真実になってしまっている…。この皮肉こそ『続・ボラット』の真髄でしょう。
必見の一作です。
パディントン
2014年 イギリス・フランス
監督:ポール・キング
出演:ベン・ウィショー、ニコール・キッドマン
くまのパディントンは、新天地を求めてペルーからイギリス・ロンドンにはるばるやって来た。
親切な家族・ブラウン一家の居候として生活することになったパディントンは、見知らぬ文明に触れ様々な騒動を引き起こす!
絵本やぬいぐるみでお馴染みのクマ小僧を主人公に据えた、イギリス発のファミリー向けコメディです。
しかしその実態はブレグジットに揺れるイギリスに「多様性の受容とは何か」を問う社会派ムービー。くまのパディントンに対する登場人物らの多彩なリアクションは、イギリスが…ひいては世界がこれから選ぶべき道をほんのり照らしていきます。
とは言え映画自体はあくまで誰でも楽しめるポップなスタンス。笑いのテンポも良く全編愉快な気分になれます。ウェス・アンダーソンの影響をモロに受けた愛くるしいセットも必見。
ナイスガイズ!
2016年 アメリカ
監督:シェーン・ブラック
出演:ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ
さえない私立探偵とぶっきらぼうなチンピラが手を組み、とある少女の失踪事件を調査することに。
しかし事態は思わぬ展開を迎え、二人は巨大な陰謀に巻き込まれていく…!
90年代映画の華『リーサル・ウェポン』シリーズの脚本家が、自らメガホンを取ったアクションコメディ。
なのでノリがまんま90年代(舞台になるのは70年代だけど)。木曜洋画劇場とか好きだった人は狂喜乱舞まちがいなしの逸品です。
『ドライヴ』や『ブレードランナー2049』などでのクールなイメージでお馴染みのライアン・ゴズリングさんが、徹底的に使えない超ヘタレの探偵を演じているところも見逃せません。
帝一の國
2017年 日本
監督:永井聡
出演:菅田将暉、竹内涼真
総理大臣になって自分の國を創るのが夢の少年、帝一。
超名門高校・海帝高校に入学した帝一は、野望の第一歩として生徒会長への当選を目指す!
現実の政界をパロディ化した選挙活動コメディ。
「強い者には躊躇なく尻尾を振る!」
「浮動層はカネで黙らせる!」
などなど、なりふり構わず票集めに奔走する高校生たちの姿が爆笑を誘います。
そんなブラックユーモア全開なコンセプトなのに、青春映画らしい(そしてジャンプ原作らしい)努力・友情・勝利なエッセンスも完備しているという心憎い逸品。
なお特撮ファンは、仮面ライダーWと仮面ライダードライブとゴセイレッドが一堂に会するという桁外れに豪華な絵面で悶絶必至。
ピッチ・パーフェクト
2012年 アメリカ
監督:ジェイソン・ムーア
出演:アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン
音楽プロデューサーを夢見る女子大生ベッカは、雰囲気に流されるまま大学のアカペラ部に所属することに。
人生に対しどこか斜に構えていたベッカは、仲間との出会いを通じ人間的に成長していく。
友情・努力・勝利とゲロが混然一体となった女子大生ミュージカル。続編も3本撮られた超人気シリーズです。
有名ヒット曲のアカペラアレンジが楽しく、サントラも最高です。
あとアナ・ケンドリックかわいい。超かわいい。
ザ・ハッスル
2019年 アメリカ
監督:クリス・アディソン
出演:レベル・ウィルソン、アン・ハサウェイ
ぽっちゃり女子サギ師と凄腕美女サギ師が騙しのテクニックを競い合うドタバタコメディ。
とにかく全編下ネタとベタギャグの連発。それでいいのかと言いたくなるオチも含めてまあまあ酷い映画です。
でも酷い映画だからこそ、こんな映画にノリノリで出演してるアン・ハサウェイが輝きます。絶世の美女たるあのアンハサがアホみたいな下ネタを真剣にやっているのを見ると、俺も頑張らなくちゃと勇気が湧きますね。
そんなアンハサを食う勢いで暴走しまくるレベル・ウィルソンの頑張りも必見です。上で紹介した『ピッチ・パーフェクト』からの大出世。
タッカーとデイル
2010年・アメリカ/カナダ
監督:イーライ・クレイグ
出演:アラン・テュディック、タイラー・ラビン
仲良し中年男二人はこつこつ貯めた貯金で遂に憧れの別荘をゲット。やったぜ夢がかなったぜ!と喜ぶ二人。
しかしその小屋は20年前に惨殺事件が起きたいわくつきの場所だった。
折しもそこへキャンプに来た大学生グループは、二人を見て殺人鬼だと勝手に勘違い。誤解が誤解を呼び本物の流血騒ぎに発展していくのだった!
『死霊のはらわた』や『悪魔のいけにえ』などの往年の名作ホラー映画にオマージュを捧げた爆笑ホラーコメディです。
同情する気がまったく起きないバカ大学生らが、次々と爽快な死にざまを披露するのが超愉快。アホが足を滑らせてウッドチッパーに転落し頭から粉々になるシーンは特に最高です。
グロいのが苦手な人はやや注意ですが、そうでないなら超おススメ!
ゲームナイト
2018年 アメリカ
監督:ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
出演:ジェイソン・ベイトマン、レイチェル・マクアダムス
ゲーム好きの仲良し夫婦、マックスとアニー。
二人は毎週末、自宅に友人らを呼んでは様々なゲームに興じていた。
ある日そのゲーム会に予想外の来客が乱入し、事態は本物の犯罪ゲームへと移行していく…!
小粋などんでん返しストーリーが楽しめる痛快作です。
コメディ映画ながらカーチェイスなどのクオリティがやけに高く、アクション映画としても十二分に楽しめる贅沢な一品。
日本では劇場未公開の憂き目に遭いましたが相当完成度の高い隠れた傑作です。是非おすすめ。
あと御年40歳のレイチェル・マクアダムスが超かわいいのも見どころ。『ドクター・ストレンジ』の続編にも再出演するご様子なので楽しみです。
まだまだあるぞおすすめ映画!
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